新しい校舎には新しい机と椅子

新しく校舎を建設する場合、教室には必ず生徒達の使用する机&椅子がある程度の数が必要になりますが、なるべく地元の小さな会社に子ども達の机、椅子を造って貰っています。

大手の家具製作会社に頼むよりも、家内制手工業な職人レベルの方にやっていただく方がその人達の生活の手助けにもなる上に、修理やメンテナンスも気軽に頼めて対応も早いので学校側としても助かります。

今回も現地スタッフの友人の小さな町工場が潰れそうだということで、お願いすることにしました。

ただし、日本では当たり前なスチール製のパイプを使った机や椅子は材料もなく技術的にも難しいらしくかなりの高額になってしまうので造れないそうです。

全て木製ですが、1人用机、椅子セット💲60、2人用机、椅子用 💲65だそうです。

1人用と2人用で大して金額は変わらないので予算の都合もあり、1年生から3年生までは2人用の机と椅子、4,5年生には1人用の机と椅子でお願いすることにしました。

これには予算以外にもちょっとした理由があり、高学年になると自我が出てきてカンニングやイジメ、パーソナルスペースと言った問題が出てくるので、4,5年生には1人用の机と椅子を提案させていただきました。

ほとんど手作業なので大量に注文すると納品まで時間がかかります
丁寧にひとつずつニスを塗っていきます
やはり長年使うと年季が入ってきますね

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