ラオスのコーヒー豆

ラオス産のコーヒー豆は日本ではあまり知られていませんが、ラオスの輸出の多くを占めていて重要性の高い産物の一つです。です。

ラオスの人口は700万人くらいですが、日本の面積の63%くらいの面積(本州とほぼ同じ)で、その70〜80%が高地や山岳地帯です。

国土が海に面していない「海なし国」のため工業や貿易の発展が遅れ、今でも国民の労働人口の90%以上が農業関連の仕事に従事しています。

1915年にフランスの植民地時代にコーヒーの苗木が持ち込まれて南部の高原でコーヒーの木の栽培が始まりました。

今でもパクセーやボーラウェン高原を中心に南部地方で90%が栽培、生産されています。

ラオスの南部は温暖な上に標高が高く、コーヒーの栽培に必要なミネラルを多く含んだ火山灰性の土壌なので、コーヒーの栽培に最適な土壌と言えます。

ラオスで生産される農産物のトップは米、とうもろこし、大豆ですが、国が政策としてコーヒー豆の栽培と輸出に力を入れているので、これから日本も含めてもっとラオスコーヒーが世界に知られるようになるでしょう。

追記:2022年からパクセーにあるコーヒー農園と提携してコーヒー豆を日本で発売することになりました。
今まではヨーロッパにしか輸出していなかったオーガニック農家のコーヒー豆です。
しっかりとした味でカフェラテにしても美味しくいただけます。

4種類用意しているので興味ある方はこちらからお願いいたします。

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