小学校の校舎のデザイン画の一例

一般的なラオスの小学校は5つの教室と教員室がひとつ、余裕があれば図書室や用具室(スポーツ用品や掃除道具)という感じです。

土地に関してはその町や村の行政から提供していただきますが、一棟の校舎を建設する費用はだいたい300万〜400万円くらいで土地の整備や別棟のトイレ、運動場(グランド)などを作るとプラスして費用が変わってきますが、限りある予算の中で建てるには現地の町や村の子どもの親などにお願いしてボランティアで手伝ってもらい人件費をかからないようにすることも大切です。

町や村にとっても、子どもたちが通う立派な小学校が建つことは嬉しいことなので、時間を作っては手伝いに来てくれます。

出来上がった校舎の掃除やメンテナンスは近所の方にお願いすることも多いです。
しかし10年、20年と年数が経過すると補修したり、改修したりすることも必要になって来ます。
予算のない行政がほとんどなので、継続的に支援をしていけるような仕組みやシステムを考えないといけませんね。

今まで多くのボランティア団体が校舎を建てるだけで終わっている所が多くみられます。
中には日本の団体が建てたものを韓国の団体が外壁を塗り替えただけで、韓国の国旗を飾り日本の団体の名前や爪痕を全く消してしまっている学校もありました。

30年以上個人レベルで続けてきた、私たちの団体の先輩方の想いを繋いでいくことも大切なミッションだと考えます。

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